おこたるブログ

たのしいことがあったら書くよー

【聲の形】を観たんだ(ネタバレ有り)の巻

映画の始まりから終わりまで

隣の知らないおじさんと、共に涙を流しては

「…っう…っう…」という会場のいたるところから漏れる声を聴く

 

原作は全て読んで読み返しているし、内容も事前に知ってたのだけれど…

 

小学生時代のあのクラスの絶妙に移りゆく雰囲気が高校生になって不器用にもコミュニケーションを取ろうとする必死さが、如実に描かれていた。

ありがとう山田監督…

 

主人公石田の少年役をやった松岡茉優さん。

あなたで本当によかった…

あの役は、ただ単に転校生が物珍しく、からかうだけのクラスの中心的な男子ではない。

松岡さんの演技には、石田少年が発する乱暴な口調の中にも「西宮へのどうしようもない戸惑い」が感じ取れた。

 

そして、終盤にかけての石田と西宮の橋の上のシーンを是非劇場に観に行ってほしい。素晴らしかった…… 映画自体は尺もあるのだろう、原作からカットされたシーンも往々にしてある。物語の締め方も原作とは違う。原作を読んだ人は、「ここで終わりなのか…」と感じると思う。 

 

ちなみに

終わった後のグッズコーナーは長蛇の列で、公式設定集は、公開初日の朝に売り切れでした汗

 

写真は、配布されたスペシャルブックと舞台になった大垣市の冊子。

スペシャルブックの内容よかったです!

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